「コミュニケーション」を学生に伝えるには?


いま、職場のグループで話し合っているテーマがある。

それは、学生がグループディスカッションができていない(と教員は感じてしまう)ことへの対応、である。

 

グループ「ワーク」は出来ている。きわめてシスティマティックに構築された演習設計に基づいて行動・学習するのは、何度もやっているので、よくできる。

しかし、基盤となる、考えを出し合って、思考やアイディアを揉む、ということがなかなかできていないように思われるのだ。

もちろん、教員たちも、ディスカッションやグループでの到達目標の達成に、張り付きで経過に関わっているのだが。

そんなこんなで、学生にも、どんなことを感じているのか、インタビュー調査したりしている。

 

この状況を打開するため、今度、コミュニケーションを伝えるプロをお招きして、ヒアリングをしていただくことを企画した。

 

ヒアリングの到達点は、なんとなく予測できるものの、ある領域を担当する教員Gで、その到達点に辿り着き、合意形成できることが必要なのだろう。

教員、特に保健医療系の教員は、コミュニケーションを伝える場面も多いため、自分たちはコミュニケーションを教えることができると錯覚しているのではないか、というのが個人的な私の思いである。

専門分野と絡んでのコミュニケーションの在り方、を伝えることができていても、「コミュニケーション」そのものを伝えるプロではない野ではなかろうか?

 

そんな思いで、ヒアリングの日を楽しみにしている。

 

また、事後報告できるといいなと思います^^

 

この記事を読んで、未来は変わるかも、とちょっと元気が出たので、ご紹介。

そうそう、こういう大人がいるならいいかも、と幼いころの私も思った方々を思い出した。

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『東京・千代田区立麴町中、工藤勇一校長の学校論(前編)全国の教育関係者から注目を浴び、見学者がひきもきらない中学校がある。東京の真ん中、国会議事堂から徒歩10分ほどで着く千代田区立麴町中学校だ。
工藤勇一校長(58)の進める「学校改革」は、公立中学校でここまでできるのかと思うほど大胆である。社会で生きていく「力」をどう身につけさせるか。人工知能(AI)が発達していく中、麹町中の改革は今後の教育に必要なヒントが詰まっているように思える。(朝日新聞編集委員・山脇岳志=写真も)』
(一部、抜粋させていただきました) 
『■学校は「社会に出るため」にある
 
工藤さんが学校を社会への準備と位置づけている背景には、人工知能(AI)の発達などで人間の職が失われていく変化が激しい時代だからこそ、生き抜くための「ソフトスキル」を身につけさせたいという発想がある。
 
■「大人ってけっこう素敵」が原動力になる
 
「学校は生徒たちにとってこれから生きていく社会を象徴するもの」だと考える工藤さんは、生徒たちに実際の社会を疑似体験させ、「世の中まんざらでもない。大人って、けっこう素敵だ」と思ってもらうのが願いだという。
 
■対立は歓迎、対話のプロセスが訓練になる
 
そのためには「心」より、「行動」の教育が重要だと工藤さんは言う。麴町中学校で重視しているのは、「みんなが違っていい」という多様性である。学校に限らず、日本社会に多くみられる「同調圧力」と一線を画している。』
ぜひ、お読みになってみてください。